其之四十六 「ヤムチャよ、永遠に・・・」

ここはチャムヤの村の郊外・・・
二人の人影が見えた、そして闘っていた。
 「チャムヤ!もっと力を出すんだ!!」
 「はいっ!」
悟空がヤムチャの生まれ変わりであるチャムヤに稽古をつけていた。
そして、その二人を見つめる一人の男も居た。


 「今日の修業はここまでだ!オラはちょっと用事があるからここで解散だ」
悟空はそう言い残すとその場を後にした。
・・・
 「悟空さんを超えるにはこれだけの修業ではダメだ!もっと頑張らなければ!!」
チャムヤは悟空のいいつけを守らず、修業を続けていた。
 「おいっ!そこの君!!」
チャムヤを呼ぶ声が背後から聞こえた、後ろを振り向いたチャムヤが目にしたのは先ほどから稽古を見つめていた男であった。
 「いったい何のようですか?」
 「ボクと手合わせをしていただきたい・・・」
謎の男の言葉に対してチャムヤは震えていた。
 「あなたとは初めてあった気がしません・・・どこか遠く昔に会った事があるような、そんな気がします・・・・・・あなたからは恐怖を感じます」
 「そうだろうね、ボクは遠い昔に君をイジメていたからね・・・君が死んだ時は少し残念だったよ、でもこうしてまた会える事が出来た・・・・・・」
謎の男は微笑んだ。
 「闘うのなら容赦はしませんよ・・・」
 「君は強さを身につけ、完璧な存在になった・・・しかし君には一つだけ足りないものがある、ボクはそれを与えるためにここへやって来たんだ・・・・・・」
 「おいらの強さを見くびらないで下さいね、あっというまに白目をむかせてあげますよ・・・」
 「それは楽しみだね・・・」
お互い距離を縮め、構えをとった。


闘いはすさまじい激戦となっていた。
周りにある岩は砕け、土地は破壊されていた。
 (あの人・・・強い・・・・・・)
 (さすがは父さんが稽古つけただけあって一筋縄ではいかないや・・・)
お互いの強さを知り二人は気を引き締め直した。
 「こうなったおいらの必殺技、繰気弾受けてみろ!!」
チャムヤは手のひらから気弾を出し、男に向かって放った。
男はその技の効果を知っている様に楽にかわして行く・・・
 「この程度の技で倒せると思っていたのかな・・・」
 「ふふふ・・・この技はこれで終わりじゃないよ・・・・・・」
チャムヤは手に力を込めた。
すると放った気弾が巨大化し、男に襲い掛かった。
 「いくら素早くてもこの大きさの気弾からは逃れられないよ!」
チャムヤはにこりと笑い、自分の勝利を確信していた。
爆発音が聞こえ、あたり一面が消し飛んでいた。
 「は・・・はあっ!!ざまあみろ!!!」
 「誰が、ざまあみろだって・・・」
チャムヤ背後に男の姿があった。
 「これで終わりだ!!」
男はチャムヤに蹴りを食らわす。
チャムヤは悶絶し地面に倒れた。
 「そしてこれが・・・ボクが君に与えたかったものだーっ!!」
男は倒れているチャムヤに向かって急降下し始めた。
そしてチャムヤの左足を破壊した。
 「ふっふっふ・・・これで昔の君に戻ったよ・・・・・・」
男はそう言い残してその場を去った。


目を覚ますと荒野だった。
しばらく意識が朦朧としていた。
意識が回復し始めた頃に強い邪悪な気を感じた。
 「よしっ!この俺がコテンパンにやっつけてやるぜっ!!」
俺は邪悪な気の持ち主が居る場所へと向かった。
これがヤムチャにまつわるこの物語の終わりであり、そして最初であった・・・・・・・・・

fin


あとがき

皆様こんにちは。作者のSUです。
「狼拳爆発!!ヤムチャが殺らねば誰が殺る」、皆様どうでしたか?
初めての小説(?)だったので右も左も分からずに、ただ自分の頭の中にあるモノを並べて物語にしてみたので分かりにくい所や見にくいところもあったかと思います。
最後の方は自分でも何を書いているのか分からないぐらい混乱していました。
そういえば考えてみたら約半年近くも連載していたんですよね、自分でもビックリです。(爆
小説が連載されてからHPのカウンタがよく回るようになったのは嬉しかったです。
この物語は『彼(ヤムチャ)に少しでも活躍の場を与えたらどうなるだろうと考えたのがこの物語です。』という風になるはずだったのに、いつのまにか『17巻以降の原作にヤムチャが全部登場したらどうなるか?』になっていたような・・・(笑
しかも、ヤムチャは敵を倒していません。(追いつめたりはしていますが
それどころか、5回も死んでいますね・・・クリリンや餃子を超えてしまいました。(笑
原作よりも酷い扱いですね・・・まぁ、当初からヤムチャには誰も倒さないと決めていましたけどね。(悪
次回作については、案が多くてまだ未定です。
またヤムチャとか、私の希望であるベジータとか、友人の希望である天津飯や界王神(何故)、はたまたDBじゃないオリジナルと多種多様です。
どっちにしてもまた書くと思いますのでその時はなにとぞ宜しくお願いします。
皆様、ご愛読ありがとうございました。


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