其之四十一 「お・・・・・・お・・・・・・」
「く、くそーっ!あいつに期待した俺がバカだったぜ・・・」
ピッコロは魔人ブウにやられているヤムチャを見て悔やんでいた。
「お前弱い!つまらないからトドメを指す!!」
魔人ブウが手を振り上げる、その瞬間魔人ブウが何者かに吹っ飛ばされた。
吹っ飛ばした正体は悟飯であった。
さらに悟飯はパンチをあびせ、蹴りで空へ飛ばし、地面に叩きつけた。
地面に叩きつけられた魔人ブウは空を見上げる、しかし悟飯はすでに背後に移動していた。
「こっちだウスノロ・・・勝てんぜお前は・・・・・・」
「フン・・・お前はかならずこのオレの手で殺してやるぞーっ!!!」
魔人ブウは力を集中させ爆発波を放った。
悟飯はピッコロと悟天、トランクスを抱えて上空へ移動した。
「あれ!?あのマスク男がいないよ〜」
「ほ、本当だ・・・ま、まさか悟飯・・・・・・」
「それ以上は何も言わないで下さいよ、ピッコロさん・・・」
睨みつける悟飯にピッコロは無言で頷くしかなかった。
1時間後、生きていたデンデとサタンを見つけた悟飯達に魔人ブウがやって来た。
魔人ブウはゴテンクスと闘いたいと主張する。
魔人ブウの挑発でトランクス達はフュージョンし、超ゴテンクスとなった。
それこそが魔人ブウの作戦であった。
ゴテンクスとピッコロを自分に吸収し、パワーと頭脳を得た。
パワーアップした魔人ブウに悟飯は挑むが、全く歯が立たなかった。
「こりゃあ計算違いじゃったのう・・・しゃあない孫悟空、このポタラを持って悟飯を助けに行ってやれ!」
悟飯の力を引き出した老界王神が言う『ポタラ』、お互いが別の耳にそれをつける事によって合体する事が出来るアイテム。
それを使って悟空と悟飯が合体し、魔人ブウを倒すという作戦であった。
悟空は左耳にポタラを付け、左手にもう片方のポタラを持って瞬間移動の構えをとった。
「ついでにあいつらも倒しておくか・・・」
魔人ブウは悟飯が衝撃波で苦しんでいるうちにデンデとサタンが居る場所へ気弾を放った。
向かって来る気弾に対してサタンは拳銃で応戦するが無力に等しかった。
デンデ達に当たる瞬間に気弾は消滅してしまった。
気弾を消滅させたのはヤムチャであった。
「ちっ・・・まだ生きていたか・・・・・・」
悟飯は悔しいそうに呟いた。
さらに悔しがっていたのは出番はまだかと岩陰に潜んでいた天津飯であった。
「ザコもろとも、地球ごとこいつで消してやる!!防げるものならやってみるがいい!!!」
魔人ブウの両手に巨大な気弾が発生する。
両手を振り上げようと瞬間、悟空が瞬間移動で現れ気円斬で魔人ブウを切り裂いた。
「ザコがまた増えたか・・・助けに来たつもりか?」
「偉そうにしていられるのも今のうちだぞ!!こっちには秘策があるんだ」
「何を言い出すと思えば・・・」
切断された足が独りでに立ち上がった。
そして岩陰に隠れていた天津飯を蹴飛ばした。
「お・・・・・・お・・・・・・・」
その言葉を最後に天津飯は気絶した。
「天津飯の奴最後に何かを伝えようとしていたな、おれのでばんは・・・・・・おわった・・・・・・かな?」
ヤムチャは気絶した天津飯に手を合わせていた。
一方魔人ブウに変化が生じた。
フュージョンしたチビ達が元に戻ってパワーダウンしてしまった。
しかし、魔人ブウは冷静であった。
すると悟飯の背後から魔人ブウの肉片が襲いかかった。
悟空から渡されたポタラを落とし、悟飯は肉片に包まれて魔人ブウに吸収されてしまった。
落ちたポタラを拾った悟空はこの状況に絶望していた。
「しょうがねえ!!だ、誰か他の奴と・・・天津飯はダウン・・・デンデは戦士じゃねえ・・・・・・ヤ・・・ヤムチャか〜〜〜!?」
悟空は肩をガックリと落とした。
次は、其之四十二 「天下無敵の合体亀仙流」