其之四 「ナメックがいっぱい!!」
ベジータたちの会話からピッコロや神様の故郷であるナメック星にもドラゴンボールがあることを知り、神様が昔乗ってきたという宇宙船でクリリン・悟飯・ブルマ・ヤムチャの4人がナメック星へ向けて飛び立った。
34日経ってナメック星についた4人。さっそくドラゴンレーダーを起動させると反応が、それはナメック星にドラゴンボールがあることを証明していた。喜びもつかの間…ベジータが乗っている宇宙船が4人の上空を通り過ぎていった。
しばらくして同じ宇宙船が再び3人の上空を通り過ぎていった。
その頃ヤムチャはベジータの宇宙船見て恐怖のあまり一人で遠くへ逃げ出していた。
「ドラゴンボール探しは悟飯達に任せて俺はナメック星観光といきますかー!」
そう言ってシートを敷いて弁当を食べ始めた。そんな浮かれ気分のヤムチャの前に突如敵が現れた。
「ちいっ…ベジータじゃない…」
その正体はベジータを追ってやって来たキュイだった。
「ねえ あんたどこの誰だか知らないけど帰って帰って!しっしっ!
んもぅ…昼間から酔っぱらってちゃ ダメだったら」
(ヤムチャ!!!近よるなっ!!!!)
天の声も空しく、ヤムチャはキュイに吹っ飛ばされてしまった。
「ふんっ、ベジータと闘う前のウォーミングアップにもならんな」
愚痴を漏らすキュイであったが背後にベジータの姿が…
「フリーザのところでぬくぬくしすぎたなキュイ」
振り向こうとしたキュイの顔にベジータのパンチがヒットし吹っ飛ばされるキュイ。そしてベジータは衝撃波でキュイをあっさりと倒してしまう。
その光景を見ていたヤムチャはベジータに悟られぬよう気配を消して移動しようとしていたが、あっさりとベジータに見つかってしまう。
「ほう どうやったか知らんが ナメック星に来れたようだな。お前が来ているという事はカカロットのヤツも来ているという事だな」
「き きてないよお…おまえたちみたいな悪者がここにいるなんて知らなかったから……」
恐怖のあまり悟飯語で答えるヤムチャ。
「そうか…そいつは残念だったな…」
これは殺される!そう感じたヤムチャは最後の手段をとった…
「これでもくらえっ…太陽拳!!!!!」
ヤムチャ捨て身の太陽拳だったが不発に終わった。しかもそこにはベジータの姿は無く、辺りを見渡してみるとベジータがドドリアと戦闘中だった。ヤムチャの目で見ても結果はベジータが優勢だった。そしてヤムチャはそのスキに逃げ出すことに成功する。
何も出来なかった自分にいらだつヤムチャ。そんな彼に一つの考えが浮かんだ。
このままでは悟空にもベジータにも勝てない…それならばドラゴンボールで永遠の命を手に入れてやる!
そしてヤムチャはナメック星人の気配を感じた場所へ向かっていった。
「くっくっく……ナメック星人の村だ!」
ヤムチャは村に降り立った。すると周りに居たナメック星人等が…
「なんだ…!?」 「異星人だ…!」
「単刀直入にいうが、ドラゴンボールをよこせ!」
「帰るがよい、おぬしにはヘタレなものが感じられる…」
「じゃあ死ね!」
一方その頃悟飯達は助けたナメック星人デンデとカプセルハウスで休養をしていた。そして不思議な気配に気づいた。
「気が減っていく……」
「ま…また誰かがやられている」
「やられているのは…オ…オレたちがよく知っている気だ……ヤ ヤムチャさん…!!」
「ヤムチャが?一体、誰にやれれてるの?」
「おそらくナメック星人の人達に…」
「………………」
クリリンの思ったとおりヤムチャはナメック星人達にボコボコにやられていた。
「はあっ!」 「つあっ!!」 「わたぁっ!!!」
ナメック星人達の攻撃によって海に沈んでいくヤムチャ。
「くっくっく…どうやら身動きのとれんまま水死したようだ」 「まあ 万が一生きていても二度と村を襲おうと思うまい」
そう言ってナメック星人達はその場から立ち去っていってた。しばらくするとヤムチャが海から這い上がってきた。
「こ…このままではすまさんぞ…!! オ…オ…オレはもっと強くなる……!! そしてナメック星人を殺してやる…殺してやるぞナメック星人ー!」
しかしヤムチャはナメック星人達にやられたダメージがあまりにも大きく、気絶してしまった。
しばらくすると、気絶しているヤムチャをナメック星人の村を探していたザーボンが発見した。
「こいつはナメック星人のガキをたすけにきやがったやつらの仲間だな。丁度いいこいつの仲間のことやドラゴンボールのことを吐かせるために治療してやろう…」
ザーボンは気絶しているヤムチャを掴んで宇宙船へと飛んでいった…
次は、其之五 「笑うヤムチャ 怒るベジータ」