其之三十一 「ヤムチャ緊急出動!!」

 「も、もう一回聞くぞ!!なにものだお前は!!!」
 「ふっふふふ・・・では約束どおり教えてやろう・・・私は・・・・・・」
ヤムチャは素早くポーズをとっていく。
 「男は絶対に許さない、女性の味方!!グレートウルフマンだ!!!!」
周りに沈黙が流れる・・・そして一人の男が口を開いた。
 「くはははは!!だぜー!!格好もだせーが名前もだぜー!!」
男の言葉と共に周りの男達も喋り始めた。
 「こいつやっぱアタマおかしいぜ!!」 「スモウだスモウ!!!」 「殺しちゃえ、殺しちゃえ」
男達の言葉にヤムチャ怒りが爆発させる。
 「きさまら〜侮辱しやがって・・・許さんぞ〜!!!」
さっきとは一転して男達は只ならぬ空気を感じ、焦っていた。するとジェットフライヤーが降りてきた。


 「武器を捨てて大人しく捕まりなさい!!痛い目にあいたくなかったらね」
ジェットフライヤーを操縦していたのはミスター・サタンの娘であるビーデルであった。
 「あれはミスター・サタンの娘だぜ、ヒーロー気取りの!」 「この状況はヤバくないか・・・」 「逃げましょうぜアニキ〜」
男達はビーデルの登場に動揺していた。さらにこの後のある一言で状況は悪化する。
 「おいっ、そこの女!こいつらは俺の獲物だ手出しするなよ」
ヤムチャは手柄を取られたく無い気持ちでビーデルに向かって叫んだ
 「そういうわけにはいかないわ、私は警察に頼まれてやってきたのだから・・・どうしてもというのならあなたも逮捕しますけど」
ヤムチャの言葉に対しビーデルは冷静であった。
 「女性を殴るのは気がひける・・・だがオレはロリコンじゃないからな・・・」
ヤムチャはビーデルに攻撃しようと右腕を振り上げた。ビーデルもその行動を見て構えを取る。しかしヤムチャは右腕を振り下ろす事が出来なかった。
 「なぜだ!?右腕がう、動かない・・・」
不思議に思ったヤムチャは右腕の方を見た。右腕は何者かに掴まえられていて動かす事が出来なかったのだ。
 「き・・・貴様はグレートサイヤマン!!!」
右腕を掴んだ正体はグレートサイヤマンであった。


 「グレートサイヤマンまで・・・」 「アニキ〜これは本当にヤバイってですって・・・」 「マジで逃げましょうよ〜」
グレートサイヤマンの登場と共に男達は泣きたい気持ちに包まれていた。一方ヤムチャは怒りに燃えていた。
 「次から次へと・・・そんなに俺を怒らせて死にたいかーっ!!望みどおりぶっ殺してやるぞーっ!!!」
ヤムチャはグレートサイヤマンの腕を振り払い襲い掛かった。
 「くたばれ!狼牙風風拳ーっ!!!!!」
 「狼牙風風拳!?」
グレートサイヤマンはその一言からグレートウルフマンの正体に気づいた。ヤムチャの攻撃をかわし、全力で殴り倒した。そして周りに居た男達は手刀で気絶させた。
 「こいつたちどうしましょう?特にあのヒーローは死刑にした方がいいと思うのですが?」
 「ここに置いておけばいいわ私が無線で連絡しておくから・・・ところであなたの正体は?やっぱりヒミツなわけ?」
 「え、ええまあ・・・そうです!」
 「でも孫悟飯君、どうやって授業を抜け出してきたの?」
 「便所に行きたいって出てきたんですよ、だから早く帰らないと・・・」
 「やっぱりあんたの正体は孫悟飯君だったのねっ!!!」
悟飯はビーデルのたくみな罠で正体がバレてしまった。


 「えっ!?悟飯だって・・・まずいぜ〜ここは早くこの場から逃げないと・・・殺されるな」
悟飯に殴られたヤムチャも二人の会話を聞き、身の危険を感じていた。
 「とりあえず学校に戻りましょう、話はジェットフライヤーの中で聞くわ」
 「わ、分かりました・・・でもちょっと待って下さい、あのヒーローだけは息の根を止めないと」
悟飯はヤムチャが倒れている場所を見る。しかしすでに瞬間移動で逃げ出していた。
 「ちっ、逃げられたか・・・・・・」
悟飯は残念そうに舌打ちをした。

次は、其之三十二 「ヤムチャ全員集合!!」


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