其之二十七 「もうひとりのヤムチャ」

ここは未来からやってきたトランクスの西の都・・・人造人間達によって壊滅状態であった。
 「母さん、ただいま!」
 「おかえり!!トランクス」
未来のブルマがトランクスを暖かく迎えた。するとラジオから人造人間の情報が流れた。
 『・・・ここで番組の途中ですが人造人間の情報です!!人造人間が現在襲っているのはBBNの49地点、パセリシティです!!・・・ここで、新たに情報が入りました!なんと、人造人間に対抗する者が現れました!!』
 「・・・い・・・いったい誰が人造人間と闘っているんだ・・・ま・・・まさか!」
トランクスはある一人のZ戦士の事を思い浮かべた。


一方タイムマシンに乗って未来へやって来たヤムチャはラジオの情報通りパセリシティで人造人間と対峙していた。
 「・・・なんだ生きていたのかヤムチャ・・・それにしてもおまえほど『足元がおるす』という言葉が似合うバカはいないな・・・」
 「もう、あっさり殺っちゃってもいいだろ?うっとおしいからさ」
 「遊びが一つ減ってしまうが、まあいいだろ・・・スキにしろ18号」
17号の言葉を聞いた18号は微笑み、ヤムチャの足元に向けて気弾を放つ。迫り来る気弾をヤムチャはジャンプで避け、18号に攻撃を加えた。
 「たいしたことないな、二人まとめて相手になってやるぜ!」
強気のヤムチャの台詞。人造人間達はヤムチャの言葉に怒りを感じていた。
そして人造人間達は一斉にヤムチャに襲い掛かった。
 「貴様等の動きはすでに見切った!そこだっ!!狼牙風風拳ーっ!!!!!」
狼牙風風拳が炸裂する。しかし、それはくまの人形であった。
 「後ろだよ!」
18号がスキだらけのヤムチャに蹴りを加える。さらに17号が追い討ちをかける。ヤムチャはなすすべなく地面に叩きつけられた。


 「修業したらしいが・・・やはりその程度だったか・・・トドメを刺してやろう・・・・・・」
17号が倒れているヤムチャに近づく。
 「く・・・くそぉ・・・・・・」
なんとか逃げようとするが、ダメージでヤムチャは思うように動けないでいた。
 「トドメだーっ!!!」
 「待てーっ!」
17号が右腕を振り上げた瞬間、どこからとも無く男の声が響き渡った。
 「何者だ!でてきやがれ!!」
17号が叫ぶ。すると家の扉から何者かが出てきた・・・人造人間達はその者を見るなり、驚いていた。
 「き・・・貴様は・・・ヤ・・・ヤムチャ!!」
声の主は、未来のヤムチャであった。

次は、其之二十八 「ヤムチャまるごと超決戦」


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