其之二十六 「よみがえれヤムチャ!」
天界へ辿り着いたZ戦士達は神龍を呼び、セルに殺された人達を生きかえらせようとしていた。
「・・・やはり、ヤムチャの気は感じられない・・・ダメか・・・・・・」
「ヤムチャはなんとか生きかえれませんか?これからの話にどうしても必要なのですが・・・」
「そういうことならやってみよう・・・」
神龍はなんとかヤムチャを生きかえらせようと努力した。すると、空から足が折れた状態のヤムチャが降ってきた。
「おまけのため、ヤムチャという者の足元だけは元には戻せなかった・・・ではさらばだ」
神龍が消えて、暗くなっていた空が明るくなった。
そして翌日、トランクスが未来の世界へと帰ろうとしていた。
出発するまで30分の時間があったので、ヤムチャはカプセルコーポーレーション内をうろついていた。そして、机の上の上にある時計を装着した。
「時計の割には、時間がみえないな・・・このボタンかな・・・・・・」
ヤムチャはその時計のボタンを押してみる。すると、ヤムチャの体が小さくなる。ヤムチャが時計と思っていた物は実はブルマが昔作った、ミクロバンドであった。
「な・・・なんだ!俺の体が小さくなったぞ・・・どういうことだ・・・・・・」
ヤムチャはミクロバンドの存在を知らなかったため、驚いていた。
「まぁ、とりあえず外へ出てみるか」
ヤムチャは玄関へと急いだ。
「小さくなると、見慣れている外でも真新しく感じるぜ・・・そうだ!一度やってみたかったことがあったんだ・・・」
ヤムチャは外へ置いてある、トランクスのタイムマシンへと向かった。
「さすがに小さいくなって見ると大きいな・・・さて、乗ってみるか・・・確かこれが開けるボタンだったな・・・」
ヤムチャはなんとかそのボタンを押して、タイムマシンへと乗り込んだ。
「さてと・・・ごほん・・・ヤムチャ行きますー!」
ヤムチャが至福の一時を味わっている間に、トランクスの出発時間となっていた。
「それではみなさん!ありがとうございました!!」
トランクスがタイムマシン乗り込み、発信ボタンを押す。
「ちょ・・・ちょっと待ってくれーっ!俺がまだこの中にいるんだぞーっ!!」
ヤムチャは懸命に叫んだが、トランクスには聞こえなかった。無常にもタイムマシンはZ戦士達の前から消えてしまった。
「あれ、ところでヤムチャさんは?」
「またどっかでナンパしているんじゃないの?」
Z戦士達はヤムチャの悲劇を知らなかった。
次は、其之二十七 「もうひとりのヤムチャ」