其之二十四 「さようなら戦士達」
「貴様等はもう終わりだ・・・!!!オレはあと1分で自爆する・・・」
セルの言葉にZ戦士達が驚く。
「そ・・・そんな・・・・・・」
「どうするんだよ、なんとかしないと・・・!!!」
「だ・・・だめだ・・・もうどうしようもない・・・ち・・・地球が無くなる・・・・・・!!」
Z戦士の全員が地球の最後と自分の死を覚悟した・・・すると一人のZ戦士が皆に笑いかけた。
「やっぱ、どう考えてもこれしか・・・地球が助かる道は思い浮かばなかった・・・バイバイみんな・・・」
「ヤ ヤムチャさーーん!!!!」
クリリンの叫びとともにヤムチャは瞬間移動で悟飯の目の前へ移動した。
ヤムチャはどこで学んだのか覚えたのか分からない瞬間移動を使って見せた。まるで、このことが起こる事を知っていたかのように。
「ここまでよくやったな悟飯、すごかったぞ!ブルマにすまねえっていっといてくれ」
その言葉を最後に、ヤムチャは爆発寸前であるセルと共にZ戦士達の前から姿を消した・・・
「界王星に移動したらしい・・・消えた・・・ヤムチャの気が・・・・・・」
「ヤムチャさーーーん!!!!!」
Z戦士達が悲しみに暮れていると、一同の目の前に凄まじい風が起こった。
「こ・・・こ・・・この気は・・・」
「ま、まさか・・・」
「・・・そんな・・・・・・」
Z戦士達は動揺していた。それに追い討ちをかけように、気弾がトランクスの腹を貫いた。
腹を貫かれたトランクスは地面に倒れ、血を吐き出し、静かに息を引き取った。
「くっくっく・・当たったのは誰だ?・・・・・・トランクスか」
気弾を放ったのは、自爆して死んだはずのセルであった。
セルは自爆した時に自分を構成する核がキズつかずに残っていたため再生し、さらにパワーアップし、そしてヤムチャの瞬間移動まで学習し地球へ帰ってきたのだった。
「ト・・・・・・トランクス・・・・・・・・・くっそおーーーっ!!!!!」
トランクスが殺されて怒りに満ち溢れたベジータが、なりふりかまわずセルに向かっていった。しかしベジータの攻撃もセルには通じず、逆に反撃されてしまった。
「消えてろベジータ!」
セルがベジータに向かって気弾を放つ。それを見た悟飯がベジータを助けようと走り出す。
気弾が爆発し砂煙が辺りを覆う。
「おやおや・・・・・・こいつはおもわぬ収穫だったぞ」
気弾を放った場所に居たのは、ベジータと左腕を負傷した悟飯であった。
「お遊びはもうせんぞ・・・すぐに終わらせてやる・・・地球ごと消えてなくなれ!!」
セルはかめはめ波の姿勢をとった。
次は、其之二十五 「ヤムチャからのメッセージ」