其之二 「サイヤ人襲来!ヤムチャ!地球人の強さをみせてやれっ!」

死んでしまった悟空とヤムチャはあの世で閻魔大王の審判を受けている真っ最中だった…
 「う〜む なるほど…孫悟空か…たしかに おまえの功績はすばらしいがな 問題は隣のヤムチャという者だな。」
 「天下一武道大会3連続初戦敗退…こんな悲惨な人生を送っているのにわざわざ危険をおかしてまで 蛇の道を通り 界王さまに会いにいくというのか?」
そんなこんなで悟空とヤムチャの二人は蛇の道を通って界王様に会いに行くことになった。
 「よしヤムチャ舞空術で飛んでいくぞ!」
 「待ってくれ悟空、飛べねぇんだよ オレは…」
こうして舞空術を駆使した悟空は6ヶ月、ヤムチャは8ヶ月かかって界王星に着いたのであった。1ヶ月がすぎたある日…ヤムチャは考えた。悟空より先に帰って二人のサイヤ人を倒せば手柄が独り占めに出来るのではないかと。そう考えたヤムチャは帰る仕度し蛇の道を通って帰っていった…しかし帰る時間が計算に入っていなく、着いた時にはもうドラゴンボールで復活していて、さらに天津飯と餃子がナッパに殺されていた…


 「よう!おそくなったな」
 「ヤムチャさん!!悟空はどうしたんですか?」
 「あいつは少し遅れて来るようだ、なぁに このヤムチャ様で十分だぜ!」
クリリンはこの状況に絶望した。しかしそんなクリリンにピッコロは言った。
 「きけ…やつは攻撃に移るわずかな一瞬にスキがある…そのときをねらうぞ…」
 「ああ任せしておけこのヤムチャ様の修業の成果見せてやるぜ!」
 「貴様は黙ってみてろ!いまだっ!!!!」
一瞬のスキをついてピッコロがナッパの頬にパンチを叩きこむ。すかさずクリリンも下に叩きつける攻撃を加える。
 「悟飯いまだ!!!!!撃てーっ!!!!!」
ピッコロはそう悟飯に叫んだ。しかし悟飯は恐怖してナッパに攻撃ができなかった。
 「任せな!俺が攻撃してやるぜ!くらえ繰気弾!!!」
それを見たクリリンは。
 「ヤムチャさんではダメだ。オレたちで撃つんだ!!!!!」
しかしその二人の攻撃もナッパにかわされてしまった。一方ヤムチャの繰気弾は気をためるのに時間がかかって撃てなかった。


この状況ではもうサイヤ人の弱点であるシッポを利用して攻め込む作戦しかないと思ったピッコロはその考えをZ戦士達に話す。
 「オレがシッポをつかみヤツが力がぬけて動けなくなったところを…ヤムチャ すべての力をふりしぼって突っこめ!いいな……」
 「任せろ!この大役はおくびょう者の悟飯じゃできないしな。」
悟飯はヤムチャに怒りを覚えた。そして作戦実行の時は来た!まずクリリンが気弾で空へ舞い上がりナッパの注意をひいた。そこにすかさずピッコロがナッパのシッポを握る。その瞬間ヤムチャは構えた。
 「ふははははー。ついに俺がトドメを刺す時がきたぜぇー! くたばれ 狼牙風風拳!!!!!」
そう言ったヤムチャはナッパに突進して行く。しかしサイヤ人はシッポという弱点を克服しており ピッコロが手痛いダメージをくってしまった。


Z戦士の誰しも絶望するその時だった!とんでもない気が遠くからこちらに近づいてくるのだった…。それを感じたピッコロは…。
 「ヤツしかいない…孫悟空だ! 待たせやがって!!!」
 「ちっ 悟空のヤツ…このままだと全部悟空に手柄が奪われてしまう。」
ヤムチャは誰にも聞こえないようにつぶやいた。するとベジータがスカウターをつけて悟空の戦闘力を測ろうとした。一方そのころ悟空は…
 「でかい気が ふたつ…!! もっとでかい気が ふたつ…ちいさい気が ひとつ…!! もっとちいさい気がひとつ…!!(ヤムチャ) 数があわねえ…!! だ だれか死んじまったのか!? 筋斗雲よ もっと…もっと いそいでくれーっ!!!!」
戦闘力を測っていたベジータは驚いた様子にこう答えた。
 「あと4分ほどでここにやってくるだろう…戦闘力5000ほどのやつが……!!」
それを聞いたナッパはうろたえた。ベジータは手を組まれるとやっかいになると考え、ナッパに「殺せっ!」と命じた。そしてナッパは悟飯にむけてエネルギー弾を放つのであった。悟飯はあまりにも突然のことで避けることができない。そんな悟飯を見たピッコロは悟飯の盾になってエネルギー弾から悟飯を守ったのだった。
 「ピッコロもバカだな。悟飯を抱えて避ければよかったのにな。」
ヤムチャはそう漏らした。そしてピッコロが静かに息を引き取ると、逆上した悟飯がナッパに向けて魔閃光を放つ。しかしナッパは片手で弾いてしまう。


悟飯がナッパに潰されるその瞬間…筋斗雲が悟飯を助けた。悟空が来たのである。周りを見渡し友や宿敵を見て静かに怒る悟空。
 「遅かったな悟空、来てくれて悪いがあの単細胞バカは俺にやらせてくれ。修業の成果を試したい。」
 「おい ヤムチャおめぇ闘ってないのか?」
 「ふふふ…ピンチになってから闘った方がドラマチックだろ?」
そのヤムチャの言葉を聞いた悟空は、怒りの先をサイヤ人からヤムチャに変わったことはいうまでもない。そしてヤムチャがナッパの前に立ち、気を開放する。それを見たベジータがヤムチャの戦闘力を測り始める。
 「戦闘力3000………4000…!! バカな…!!!」
 「ベ ベジータ こいつの戦闘力はいくつになった!!」
 「4000以上だ…!」
 「よ…4000以上!? そりゃあマチガイだぜ! 故障だ!!」
 「心配するな おめえには まだ狼牙風風拳はつかわねえ…」


 「ロウガフウフウケン!?」
ベジータは不思議そうな顔をして言う。そこへスカウターの数値に翻弄されたナッパがヤムチャに襲い掛かる。
しかしヤムチャは一瞬でナッパの背後に周り後頭部に蹴りを食らわす。
 「いばってたわりには たいしたことねえな」
そのヤムチャのことに対してナッパは激怒し、再びヤムチャに襲い掛かる。
しかしナッパの攻撃を楽にかわすヤムチャ。
 「きさまの謀略のために果てた4人のうらみじっくりと味わうがいい!!」
そしてヤムチャはスキをついてナッパの腹にパンチを叩き込んだ。
 「いまの一発は餃子のうらみだ! きさまのパワーなど 餃子のどどん波の足元にも及ばん」
悶絶しているナッパを見ながらヤムチャは言った。
 「そしてこれは天津飯のうらみ!さらにピッコロのうらみ!」
次々とナッパに攻撃するヤムチャ。さすがのナッパもヤムチャの怒涛の攻撃に成す統べなくやられていく。
 「最後に…天下一武道会3連続初戦敗退のうらみー!」
そう言ってヤムチャは蹴りでナッパを岩場に叩きつけた。自らの攻撃に酔いしれるヤムチャ。そんなヤムチャを岩場の影からナッパはライトニングキャノン(ナッパの最高の技)で狙っていた。それに気づいた悟空が界王拳を使ってナッパに突撃し、ナッパを倒した。


 「もう闘えないはずだ……連れてとっとと地球から消えろ!!」
 「ベ…ベジータ………た…助けてくれ……!」
倒れているナッパに手をさしのべるベジータ。しかしナッパの手を掴んだ次の瞬間空高くナッパを放り投げた。
 「うごけないサイヤ人など必要ない!!! 死ね!!!!」
そしてナッパはベジータのエネルギー砲によって消滅してしまった。それを見た悟空はベジータの恐ろしさを肌で感じ、クリリン達にカメハウスに帰るように指示をした。そしてみんなの死体がムチャクチャにならないよう、場所を移しにその場から飛び去っていった。それに続くベジータ。
 「さすがだな余裕でついてきやがる…!!」
そして人や動物のいないところに降り立つ悟空とベジータ。そしてついに地球の運命をかけた戦いが始まるのであった…


しかし戦況はベジータが圧倒的に有利であった。悟空の必殺技である界王拳が2倍にしてもベジータには通用しない。
そこで悟空は界王の忠告を無視して界王拳を3倍まであげることを決意した。
一方そのころヤムチャはナッパのトドメを悟空やベジータに持っていかれた怒りから2人を追っていたが、完全に2人を見失っていた。

次は、其之三 「あぶない3倍界王拳と9倍狼牙風風拳」


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