其之十六 「目覚めた17号、18号、そして…ヤムチャ」
ヤムチャが気絶から目覚めた時には、すでにZ戦士たちがドクター・ゲロの研究所へ辿り着いた。
そこにはドクター・ゲロの他に、始動してしまった17号と18号の姿もあった。
「あいつらが以前話した孫悟空の仲間どもだ!!さっさとやつらをかだつけてしまわんか!!」
20号が17号たちに命令するが、17号たちは拒否をした。
さらに18号が16号を始動させようとする。それを見た20号は始動させることをやめさせようとするが、17号に胸を貫かれて殺されてしまう。
「さあ18号スイッチを押せ」
17号がスイッチを押すように指示するが、何も知らないヤムチャが先にスイッチを押してしまう。
「あ あのバカ…!!!」
Z戦士たちは全員で叫んだ。
「これいじょう人造人間をふやしてたまるか…!!!」
トランクスが16号が始動する前に破壊しようと、人造人間たちに向かって気弾を放つ。トランクスの突然の行動にZ戦士たちはすぐに研究所から脱出した。
「ふ〜っ やるならヤムチャさんを殺ってくれよな…!」
「まったくだ!つまらんことしやがって…!!みるんだな あそこを」
ベジータが指した先には無事な人造人間たちの姿であった。そして3人はその場から去って行った。
安心するZ戦士たちであったがただ一人ベジータだけは自分が無視されたことに怒り、人造人間たちを追いかけた。
Z戦士達もベジータを追いかけた。ベジータを見つけた時はすでにベジータは18号と闘っていた…
「ベジータと18号の試合をジャマする者がいた場合はこのオレも参加させてもらう」
17号は辿り着いたZ戦士たちに忠告した。
闘いは当初は互角に闘っていたが、永久式の人造人間である18号と違ってベジータは動けば動くほどスタミナが減っていき、追い詰められていく。
闘いを見ていたヤムチャは18号の足元に10ゼニーのコインがあるのに気づく。
ベジータが18号に左腕を折られた時にコインを取ろうとヤムチャは飛び出してしまった。
その行動を見た17号はベジータを助けに行ったと勘違いして、ヤムチャを追いかけた。
Z戦士たちも同じ勘違いをしていた。ヤムチャが飛び出したことにより残りのZ戦士たちも人造人間たちに立ち向かっていった。
「よしっ!もう少しでコインが取れるぞ…」
ヤムチャはコインを取ろうと手を伸ばした瞬間、後ろから17号に殴り倒された。
Z戦士たちは次々と攻撃を仕掛けるが人造人間たちには通じず、逆に痛手を負う。
「ちくしょ…コインはオレの物だ……きさまらにはやらんぞーっ!!狼牙風風拳ー!!!!!」
ヤムチャはコインを取れなかった恨みで17号に襲い掛かった。しかしすぐに払いのけられ、腹にパンチを食らって倒れてしまう。
再びヤムチャが目を覚ました時には人造人間たちの姿は無かった。
「くそ〜っ 10ゼニーが…!!!あっさりと取っておくべきだったんだ……!!!!」
ヤムチャはコインは人造人間たちが取って行ったのだと思っていた。
Z戦士たちは悟空をカメハウスに移そうと空へ飛び立った。
悟空の家に着いたZ戦士たちは場所を移すために作業をしていた。
「あとは買い物に行った悟飯を待つだけだ…」
「あんなヤツ置いて行こうぜ!」
クリリンの台詞に対しヤムチャが答えたが、後ろからチチに殴り倒された。しばらくすると悟飯が帰ってきた。そして飛行機に乗り込みカメハウスに向けて出発した。
もうすぐカメハウスに着く所まで来た時にブルマに事の成りゆきを伝えるために連絡するが、逆にブルマからトランクスが乗って来たタイムマシンの事を知らされる。
そこでトランクスはその場所へ行こうと飛び立った。ヤムチャも暇つぶしにトランクスについて行った。その場所へ着くと確かにタイムマシンがあった。すると空から飛行機音が聴こえた。
「きっと マイスイートハニーだ! オレがエスコートしてくるぜ!」
ヤムチャがブルマを案内しようと空へ飛んだが、地上にいるトランクスに気弾で追撃された。危機を感じての行動であった。
そしてタイムマシンを調べてみると中からタマゴのカラが、さらにタイムマシンの近くにタマゴの中身であろうとおもわれるぬけがらがあった。
ヤムチャたちがタイムマシンを調べている頃、住民一万五千人が消えるというニュースが流れた。
それを天界から見ていた神様はピッコロと融合する事を決意し融合する。そして化物がいるジンジャータウンへと飛んでいった。
「あらわれたな化物め……」
ジンジャータウンに着いたピッコロは化物と遭遇していた。
「ピッコロ大魔王よ…オレはお前の兄弟だ」
意味深な言葉を喋った化物は気を開放する。その化物から感じる気にピッコロは動揺していた。
一方カメハウスにいるZ戦士たちも化物の気を感じていた。
「どうなっているんだ…!!この気は……!!」
「フリーザと……フリーザの父親の気………」
「ピッコロさんのも…オレの父さんも……」
「そ…それにヤムチャさんの気まで………」
次は、其之十七 「ヤムチャな予感」