其之十三 「3年後の賭けとたかがヤツの3倍だ・・・」
「地球か・・・・・・悪くない星だ・・・・・・」
「超サイヤ人がここへ戻るまで待つのか?フリーザ」
「もちろんだよパパ・・・だけどあいつが来た時にくやしがらせてやりたいから地球人を皆殺しにしてやるんだ」
話し合っているフリーザ親子の前に一人の男が現れた。
「あ・・・・・・」
驚くフリーザ、目の前に現れたのは逃げていたヤムチャだった。
「なにか用でも?地球人・・・」
「何でもないです!」
ヤムチャは必死になってこの場から立ち去ろうとする。
「嘘だってことはバレてるよ・・・お前はソンゴクウの仲間だろう」
絶望の一言がヤムチャの心に突きささる。フリーザはヤムチャに向かって突進してきた。
「スキありーっ!!!繰気弾!!!!!」
繰気弾がフリーザに直撃する。
「フリーザなど しょせん我々の敵ではないのだ!」
勝ち誇るヤムチャであったが、フリーザはまったくの無傷であった。再びヤムチャに襲い掛かるフリーザ。
それと同時に、フリーザに向かって気弾がとんできた。
瞬時に気づいたフリーザは空へ飛び上がった。しかし、フリーザの上空に少年が剣を持ち、待ち構えていた。
少年はフリーザをあっという間に切り刻み、気弾で消し去った。
その光景を見ていたフリーザの父コルド大王は少年に向かって喋った。
「やるではないか・・・ところですばらしい剣だなちょっとみせてはくれんか?」
素直に渡そうとする少年。そこにヤムチャが剣を奪った。
「この剣があれば・・・そこのバッファロー!きさまはオレに絶対に勝つことができんのだ!!!!!」
剣を振り下ろすヤムチャ。しかし、簡単に止められてしまう。
「そうでもなかったようだな」
ニヤリと笑うコルド大王だったが、少年に気弾で体を貫かれていた。
そして、コルド大王の死体と宇宙船を気弾で破壊し、近くに居るZ戦士達に向け喋った。
「これから孫悟空さんを出迎えに行きます!!一緒に行きませんかー!!」
とまどうZ戦士達であったが、少年のあとを追うことに。
謎の少年から3時間後に悟空が到着すると聞き、3時間後少年の言うとおり悟空が帰ってきたのだった。
少年は悟空に話があると言い、Z戦士達から離れた場所へ二人は移動した。
少年の名前はトランクス、約20年後の未来からタイムマシンに乗ってやって来た。サイヤ人の血をひいている理由はベジータの息子だからと言う…タイムマシンでこの時代に来た目的は今から3年後に恐ろしい2人組の人造人間17号と18号(原作では19号と20号と間違えて書かれています)が現れるということを知らせるためだった。
「3年後の闘いでそこにいる父もクリリンさんも天津飯さん 餃子さん ピッコロさん・・・皆 殺されてしまったのです・・・・・・かろうじて逃げのびた孫悟飯さんも4年前に・・・・・・」
「待てよオラとヤムチャはどうなったんだ!?」
「あなたは闘っていない・・・いまからウイルス性の心臓病におかされて死んでしまわれる・・・・・・そしてヤムチャさんはすぐに宇宙へ逃げました」
「くっそ・・・死んでしまうのか・・・くやしいな闘いてえよそいつらと・・・・・・」
闘えないことに悔しがる悟空。するとトランクスが胸ポケットから何かを取り出す
「この薬であなたは死なずにすみます」
それを聞いて嬉しがる悟空だったが、次の「トランクスの母はブルマ」と聞くと驚きの色を隠せなかった。
「ヤムチャさんは浮気性だったらしくて・・・」
以上のことを伝えたトランクスはタイムマシンで未来に帰って行った。
二人の会話を聞いていたピッコロはトランクスの正体は謎のままにしてすべてを皆に話した。
そして、それぞれが3年後に向けて厳しい修業をする決意でいた・・・・・・
カプセルコポーレーションに帰ってきたヤムチャはブリーフ博士に頼みごとをしていた。
「いー!?900倍の重力室をつくってくれだと!?」
「ベジータのヤツは300倍の重力で修業するらしいな・・・たかがヤツの3倍だ・・・・・・」
頼みごとをしているヤムチャを見たベジータも割り込んできた・・・
「コイツが900倍ならオレは2700倍だ!!」 「なんだと・・・じゃあオレは8100倍だ!!!」 「ならばっ!オレは24300倍だ!!!!」
「ム・・・ムチャクチャな・・・・・・」
二人のやりとりを見たブリーフ博士は呟いた。
次は、其之十四 「ヤムチャ 間一髪!」