其之十 「50倍狼牙風風拳の賭け」
「おそくなってすまなかった おかげでダメージも回復できた」
悟空はフリーザに近づいていった。
「きさまがフリーザかおもっていたよりずっとガキっぽいな…ヤムチャはオラと闘う約束をしたんだジャマするなよ」
「サイヤ人は一匹たりともいかしておかないよ…」
「オラは地球育ちのサイヤ人だ!おめえたちに殺されたサイヤ人たち、ナメック星人たちのためにもおめえをぶったおす!!!」
悟空はフリーザと闘おうとするが…
「待て、悟空!フリーザはオレが倒す………」
フリーザの光線を喰らって、傷ついたヤムチャが立ち上がった。
「悟空の出番はないぜっ!!!!!」
フリーザに突撃するヤムチャ。フリーザはかるく攻撃をかわす。
「みえてるぜ!フリーザさんよ!!」
左の手刀でフリーザを叩いたが、それはフリーザの残像だった。
「はっはっは…はっきりいってキミはボクに勝てないよ、そうだ空中戦と地上戦…どっちがお得意だ?」
「ふざけやがって…そんなことオレが答えると思うなよ………どっちかっつうと
地上戦です」
フリーザのサービスにあっさりと答えるヤムチャ。フリーザはとある島を向きヤムチャをそこへ誘った。
「さらにボクは両手を使わないでおいてやるよ」
フリーザ余裕の台詞。ヤムチャは先に攻撃を仕掛けることにした。
「狼牙風風拳ーっ!!!この手の動きが見えるかなっ!?」
ヤムチャ必死の攻撃だがあっさりと足で止められ、蹴り飛ばされる。
「くそー…新 狼牙風風拳ーっ!!!」
この攻撃もかわされ、シッポで反撃される。
「ボクはまだ50パーセントの力も出していないよ…」
フリーザの痛恨の一言…お互い攻防戦が続く中、ヤムチャは不利であった。
「それにしてもヤムチャさん・・・なにか考えがあってのことかな…一方的にやられはじめたぞ…」
「考えなんてない…というかあいつは何も考えていない!!」
ピッコロの厳しい言葉。ヤムチャは一つの結論を出そうとしていた…
(狼牙風風拳を50倍まであげるしかねえ…ハッタリやろうに負けてたまるか…!!!)
「うおおおお………!!!狼牙風風拳50倍ーっ!!!!だっ!!!!!」
狼牙風風拳50倍の状態でフリーザの頬を殴り、さらに追撃しようとするがフリーザに避けられる。
しかし、そのスキにヤムチャは繰気弾の姿勢をとる。
「くらえ!50倍狼牙風風拳の繰気弾だ!!!!!」
フリーザに向かって繰気弾が放たれる。繰気弾がフリーザを直撃し、爆発する。
しかし、フリーザはほとんどダメージをうけていなかった。
「そこの地球人め……いまのはいたかったぞーっ!!!!!」
狼牙風風拳50倍で力を使い果たしていたヤムチャは成す統べなかった。
「もうそれまでのようだな そろそろ死にたいだろ?」
死を覚悟したヤムチャ。しかし、その間に悟空は直径50mはある超元気玉を上空に作っていたのだった。
悟空があげていた両手を振り下げると元気玉は地上へ降りて来た。
「あ…あれは特大のそ…繰気弾………」
気を失いかけながらヤムチャが喋った。
次は、其之十一 「宇宙の恨み、ヤムチャを貫く!!」