其之一 「謎の異星人戦士と謎のZ戦死」
突如悟空の兄と名乗るサイヤ人ラディッツが地球へやって来た。目的は悟空を仲間に引き入れて惑星の略奪だった。その事を断った悟空に対してラディッツは悟空の息子の悟飯を連れ去ってしまう。人質となった悟飯を救うべく地球最強のコンビ孫
悟空とピッコロ大魔王がラディッツに立ち向かうがふたりがかりでも太刀打ちできなかった。しかしそんな絶望のなか幸か不幸か一人の戦士がやって来た…そう!ヤムチャである。
「よう!おそくなったな」
「ヤ・・・ヤムチャ」
悟空は正直驚いてしまった。あの天下一武道大会初戦敗退者のヤムチャがまさかこんなところにやってくるとは思わなかったのである。さらにお前のことなんて少しも待っていなかったし期待もしてなかったと悟空は心で思った。
「なんだアイツは。戦闘力…たったの177か…ゴミめ…」
ラディッツはスカウターの数値を見てそう言った。
「孫悟空……作戦どおり俺が気をためる間ヤツと闘って注意をひきつけろ…」
「なあピッコロ、俺は何をすればいいんだ!?」
「貴様のような臆病者はいらん!とっとと帰って寝てろ!魔貫光殺砲!!!」
そう言ってピッコロは額に指を当てて気をため始める。一方悟空は一人でラディッツに立ち向かっていった。
追い詰められる悟空。悟空は空中でかめはめ波の姿勢をとった…
「か…め…は…め…」
「バカなっ!!!戦闘力があがっていく!!!戦闘力924…!!!こいつ…戦闘力を一点に集中させてたかめることができるのか…!!!」
スカウターで悟空の戦闘力数値を見てラディッツは驚く。さらにスカウターは別の人間の戦闘力をキャッチする。
「こ こっちは戦闘力1020……1030……!!!し しんじられん!!!!まだ あがっている!!!!」
ピッコロの戦闘力数値を見てうろたえるラディッツ。
「悟空やピッコロばっかり格好いいマネさせないぜ!きさまそのあいてのパワーがわかる機械でよーく オレの力の数値をみてみやがれっ!」
そういうとヤムチャは繰気弾の姿勢をとる。
「えらく威勢ががいいな…339 くだらん技だな…」
と言っているラディッツに悟空のかめはめ波が炸裂する。ラディッツのウデをしびれさせた。
「よしっ今だ!トドメは俺の繰気弾だぜ!」
繰気弾がラディッツに直撃する。しかしラディッツに繰気弾のダメージ無かった。
「まったくやせ我慢しやがって」
そうヤムチャはつぶやく。
そんなことをいっている間にピッコロの魔貫光殺砲の気がたまった。ピッコロはラディッツに向けて魔貫光殺砲を放った。しかしラディッツは持前のスピートで魔貫光殺砲をかわすのだった。
「もうお遊びはここまでだ…一瞬で消してやる!」
怒るラディッツ。
「やったのはピッコロで俺は全然関係ないです。やるならピッコロをやって下さい。」
命乞いをするヤムチャ。そのスキをついて悟空はラディッツのシッポを掴む。
「ピッコロ!!!い いまだ!!もういっかいいまのやつを………!!!」
「でかしたぞ悟空……!!しっかりシッポをつかまえて おけ…!!この技はあと いっかいが限界だ……!!」
ピッコロが魔貫光殺砲の構えをとる。
「でかしたぞ悟空……!!トドメは俺の繰気弾だぜ!」
しかし、ラディッツの嘘の命乞いで悟空はシッポを放してしまい悟空はあばらを折られてしまう。
「はーっはっは 次は きさまの番だぞっ!!どうした!?かかってこんのか!?さっきのやつをやってみろ!!」
「繰気弾をやせ我慢するヤツに言われたくないぜー!」
ヤムチャは勘違いしていた。
そのときラディッツのスカウターが別の戦闘力の反応を感知した。その反応先を見たラディッツの目に飛び込んできたのは宇宙船に入れていた悟飯の姿だった。
「おとうさんを…いじめるなーっ!!!!!うわーん!!!!」
猛スピードでラディッツに向かっていく悟飯。突然のことでさすがのラディッツも悟飯の体当たりをかわす事ができず大きなダメージを負う。
「でかしたぜ悟飯!今のヤツなら俺の狼牙風風拳で一撃だぜ!」
しかしヤムチャはラディッツに簡単に払いのけられてしまった。続けて悟空がラディッツを取り押さえる。その事を予想していたのかピッコロは魔貫光殺砲の気をためていた。
「ま…まだかよ…!!あ…あばらが折れてんだぜ…ぐぐ…!!は…はやく〜……!!」
苦しそうな悟空。そんなとき魔貫光殺砲の気がたまった。
「またせたな………かくごはいいか…」
「やれーっ!!!!」叫ぶ悟空と「まてーっ!」と叫ぶラディッツに向かって…
「魔貫光殺砲!!!!!」
魔貫光殺砲は取り押さえていたラディッツをはじめ悟空を貫いていった…しかしスカウターの通信でラディッツがやられた事、ドラゴンボールの事等がはるか宇宙にいるふたりのサイヤ人に知られてしまい。1年後にさらに強いふたりのサイヤ人がやって来るのだった。
ピッコロがラディッツにトドメをさした数秒後、小型飛行機が降り立った。そのなかにはブルマ、クリリン、亀仙人が乗っていた。クリリンが倒れている悟空に近寄る。
「悟空っ!!悟空ってば お前らしくないぞ!しっかりしろ!!」
「ク…リリン…死ぬってのは…けっこう い…いやなもんだな…」
「ま まあな…でも安心しろすぐに 生きかえらせてやっから…」
「へへ……た…の…む…」
悟空が静かに息を引き取る。そんな中ピッコロはある一人のアホの存在に気づいた。ラディッツに吹っ飛ばされた辺りを見渡すと胸を貫かれていて倒れているヤムチャが視界にに飛び込んできた。どうやら魔貫光殺砲はラディッツと悟空だけではなくヤムチャも貫いていたようだ。倒れているヤムチャに近づくクリリン。
「ヤムチャさん!今、楽にしてあげますよ。」
「ク…リリン…死ぬってのは…けっこう い…いやなもんだな…」
「なんでここにいるんですか!余計な死体が増えるだけでしょう。」
「すぐに生きかえしてくれよ。」
「悟空のついでに生きかえしますよ。」
「へへ……た…の…む…」
ヤムチャが息を引き取った。その瞬間悟空とヤムチャの死体が消えてしまった。
「そうか…神のヤツのしわざだな…あのヤローまた孫悟空をつかって くだらんことをかんがえてやがるな…」
「だとしたらなぜヤムチャの死体も?」
亀仙人がピッコロに問う。
「…………………」
かくして悟空とピッコロとヤムチャ(?)の活躍によりラディッツを倒すことができた。しかし1年後にさらに強いふたりのサイヤ人がやって来る。Z戦士達は1年後に向けて修業するのであった…
次は、其之二 「サイヤ人襲来!ヤムチャ!!地球人の強さをみせてれっ!!!」