第6話 「ヤムチャVSロワーフ」
嫌な過去の記憶がヤムチャによみがえる。
ご存知、このシリーズのヤムチャは過去に5回死んでいる。
そのうち1回はロワーフの父であるフリーザに殺された。
ヤムチャはGTシリーズでは一度も死なない事を目標に頑張っている。
その目標に危機が迫っていた。
「まずは貴様らの実力を見せて貰おう」
ロワーフが右手を上げる・・・すると部下たちがヤムチャたちを完全に包囲していた。
それぞれ武器を所持し、いつでも戦闘態勢に移れる。
「ざっと100人ですか・・・まぁ、この4人なら楽勝ですね」
悟飯は余裕の表情を浮かべる。
またヤムチャを戦力に入っていなかった。
「殺れ!」
ロワーフの右手が下がる。
合図と同時に包囲していた部下たち武器から光線が放たれ、接近戦用武器を所持している敵はヤムチャたちに襲いかかる。
「はうわぁー!!」
ヤムチャは身を縮め、ゴキブリの如く逃げる。
「はあっ!!」
「しゃあっ!!」
「やあっ!」
ヤムチャとは対照的に悟空たちは襲いかかる敵に立ち向かっていく。
確実に敵の数は減っていった。
「ふぅ・・・全く冗談じゃねえぜ!このオレが6度も死んでたまるかっつうのー・・・イタッ!」
身を縮めて地面を見ながら逃げていたためヤムチャは前方が見えていなかった。
「なんでこんなところに壁があるんだよっ!!」
ヤムチャは前方を見ようと顔を上げる。
するとそこには壁ではなくロワーフの姿があった。
「ほお、あの100人の包囲網をいとも簡単に突破するとは・・・なかなかやるな」
な、なんでこんなところにやつがいるんだ・・・し、死んだなオレ・・・・・・ヤムチャは強く思った。
「ここまで来た事に敬意を表して私が相手をしてやろう」
ロワーフは指を鳴らし、ヤムチャに近づく。
「殺らなきゃ殺されるな・・・いいだろう!このヤムチャの力見せてやる!!」
「ヤムチャ!?・・・そうかお前があの足元がおるすなヤムチャか!父の細胞が教えてくれてるぞ!!」
「・・・・・・・オ、オレは足元がおるすなんじゃねえー!!人より少しだけ足元が弱いだけだー!!!」
自分の足元をバカにされたヤムチャは怒り狂った。
「うおおおおおー!!喰らえ!狼牙風風拳ーっ!!!!!」
「ふっ、バカめ・・・貴様の動きなど見切っている」
ロワーフは軽くヤムチャの攻撃をかわす。
「なめるなよ・・・狼牙風風拳A!!」
「な、何っ!?」
ヤムチャの右手から真空の刃が発生する、その刃がロワーフの体を切り裂く。
「がっ!」
ロワーフの体からは人間とは違う色の血が流れ落ちた。
「ろ、狼牙風風拳は接近戦用の技ではないのか!?」
「ふっ・・・狼牙風風拳は接近戦用のB(ブレイク)と遠距離用のA(アロー)とタイプがあるのだ・・・」
「・・・・・・ふははは・・・情報とは大違いの強さじゃないか」
ロワーフは体を流れる血を手を拭き取り、血をはらう。
「ならばこっちも見せてやろう、我が実力、そして変身を!! はああああああ・・・」
奇妙な空気を感じるヤムチャ。
手のひらを見ると汗が大量に付いていた。
次回 「ロワーフの超変身!! ヤムチャも蝶変身!?」