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第32話 「ネタで驚け!?スゴロク空間大崩壊」

ヤムチャとキビト界王神の二人は大地に身を預けていた。
「なかなかやるじゃねかお前・・・」
「貴様こそ・・・」
激闘を演じた二人の間に友情が芽生えていた。
「ヤムチャさんのウルフ人パワーを見て安心しました・・・ぜひベビーを倒してください!」
キビト界王神はヤムチャのパワーを回復させた。
「任せておけ!!ベビーなど5秒で倒してやるさ!!!」
「えっ・・・あぁ、頑張って下さい・・・・・・」
かつて時間予告をしたDBキャラは全員倒されている事実を知っていた界王神はその事を黙っていた。
「ヤムチャさん死んだな・・・」
キビト界王神は呟いた。




一方スゴロク空間に落ちた悟空はスゴロク空間に居たスー五郎とスゴロク対決をする事となった。
脱出の唯一の方法はスゴロク勝負で勝ち続ける事・・・
しかし負けた方は死ぬという、とても夜7時に放送していたアニメとは思えないほどの苛酷なルール。
かえって子供ぽい感じもするが頑張ってみよう!!(謎
「ということで最初は悟空さんがサイコロをふって下さい」
「お、おう・・・これを投げればいいんだな・・・よーし・・・どりゃあ―――――っ!!!!!」
なにがでるかな〜♪なにがでるかな〜♪
軽快な音楽が流れ、悟空が投げたサイコロが転がり止まる・・・
「んっ・・・なんて読むんだ、なんたらなる・あぷろーち・・・・・・」
「ああっ!悟空さん!!そのサイコロは違う出ヤンス!!」
スー五郎は悟空が投げたサイコロを素早く回収し、悟空に普通のサイコロを手渡した。
普通のサイコロを投げた悟空の出た目は4だった。
「今度はあっしの番ですね・・・」
スー五郎は足元に置いてあるサイコロを拾い上げる。
「皆の衆・・・くだばれ!!」
作業服を着た班長さんが浮かんできた・・・出た目は6だった。
「じゃあお先に失礼しますよ、悟空さん」
スー五郎は悟空の横を軽快に通り過ぎていく。
「今度はオラの番か・・・うりゃあああ―――――っ!!!!!」
出た目は☆だった・・・
「悟空さん!その目はモンスターを召喚できますよ!!」
「よっしゃー!!ダイスディ・・・ってやれるかーっ!!たった1回の勝負で終わったゲームのサイコロだー!!!」
「やはりMTG風のカードゲームには勝てなかったわけですよ、悟空さん」




なんだかんだでスゴロク勝負は終盤をむかえる。
小説というのはこういう時、便利である。
「悟空さん!あっしは次に4を出せばあがりですぜー!」
絶好調のスー五郎に対し悟空は変な目(別の意味でも)にあってばっかりだった。
「もうそこまでいってんのか・・・だけどオラあきらめねえぞー!!」
悟空の目の前にサイコロが現れる。
「今度は普通のサイコロみてえだな・・・全力で投げてやるぞーどりゃああああああああ―――――――っ!!!!!」
悟空の投げたサイコロはどんどんと下へ落ちていく・・・そして溶岩へ・・・・・・
しかしサイコロは溶岩の上で急停止した。
「あついよ―――――――っ!!!!!」
サイコロは上昇し、悟空の目の前に落ちた。
出た目は2であったが、悟空はサイコロの目を気にしてはいなかった。
「・・・なぁ・・・おめえさっき喋ったよな・・・・・・」
「あわわ・・・ヤバイでやんす・・・」
青ざめるスー五郎。
悟空の問いかけにサイコロは反応しない。
「悟空さん!サイコロが喋るわけないでしょう!!」
「そうだよな・・・んっ!?」
スー五郎と話している間にサイコロが悟空の元から離れていった。
「・・・今おめえ・・・動いたよな・・・・・・よーしまた溶岩に落としてみっか!」
とてもアニメGTの主人公と思えない行動を起こす悟空。
悟空はマスの端に立ち、サイコロを持つ。
「あわわわ・・・・・・もういやだよ父ちゃん――――ーっ!!!!!」
「と、とうちゃん・・・!?」
呆然とする悟空、だがそれも無理はない・・・なんとサイコロは小さな狸へと変化した。
「バ、バカ!早くサイコロへ戻れ!!そうしないと父ちゃんあがれないだろうが!!」
スー五郎は必死になって子狸を説得する、しかしそれを悟空が黙っているわけなかった。
「ははーん・・・そういうことだったのか・・・おめえ結構ずっけえやつだな」
「ああ!それは言ってはいけないでヤンス!!」
「イカサマするなんてよ!!!」
「あぁー!!!!!」
地面に蹲るスー五郎と子供。
「いかさま!?」
スゴロク空間一面に男の声が響いた。
「イカサマだと・・・」
「イカサマー」
「いかさま!!」
それをきっかけに様々な声が響き渡る。
「いかさまをする奴は・・・時空の狭間に一生閉じ込められるがいい!!!!!」




その頃ヤムチャはベビーの下へ辿り着いていた。
しかしすでにベビーはパワーアップしたチャムヤと闘っていた。
お互いの光線のぶつかり凄まじい気を放っていった。
ヤムチャはその気のぶつかり合いで生じた風に飛ばされた。
「くたばれベビー!!」
チャムヤはさらに光線の力を高めた。
「ぐっ!!」
おされるベビーに焦りが生じた。
「終わりだ!!・・・っ!?」
トドメを刺そうとしたチャムヤであったが、どこからか飛んで来た気弾で体勢が崩れる。
「スキありっ!!はあっ!!!!」
「うわあああああああああ―――――!!!!」
体勢の崩れたスキを狙われたチャムヤはベビーの光線に飲み込まれ、大ダメージを喰らう。
地に落ちるチャムヤ。
すると傷ついたチャムヤにヤムチャが近寄ってきた。
ヤムチャの手からは煙が出ていた。
先ほどチャムヤに気弾を放ったのはヤムチャであった。
「あ・・・あ・・・あなたは・・・・・・」
「オレの名はヤムチャだ・・・オレと同化しろ!人格はオレの物だ!お前はただのきっかけにすぎない!!」
「・・・え!?」
焦っていたヤムチャが発したセリフがメチャクチャであった。
するとベビーが地面へ降り立った。
「お前はあの時の・・・貴様が生きているということは悟空のやつも生きているということか・・・今度は逃がさんぞ!!」
「ヤ、ヤバイ!ベビーの奴だ!!おいっ!早くオレと同化しやがれ!!」
「ぎゃあああああ―――――っ!!!!!」
チャムヤの断末魔と共に二人は同化する。
ギャウッ!!
半ば強引であったが、ヤムチャは見事に元通りの一人のウルフ人となった。
その効果なのか、ヤムチャは子供の姿から足元がお留守だった若かりし頃の姿に戻っていた。
「なっ!?貴様は一体・・・」
「とっくにご存知なんだろう・・・オレは地球から貴様を倒すためにやってきたウルフ人・・・ヘタレな心を持ちながら激しいエロスによって目覚めた伝説の戦士・・・超ウルフ人ヤム・チャだ!!!!!」
「超ウルフ人・・・!?」
「オレはおこったぞ―――!!フリーザ―――――ッ!!!!!」
「誰だよ!フリーザって!!!」
ベビーは素早くツッコんだ。

次回 「変身失敗!?ヤムチャの狼大暴れ!!」


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