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第26話 「野望完成!?乗っ取らせてやったベジータ」

「ほぉ・・・ここを死に場所に決めたようだな」
ベジータと悟天ベビーは街から遠く離れた、平地に立っていった。
「オレの死に場所だと・・・笑わせてくれるぜ!!」
ベジータは一瞬でベビーの目の前に移動した。
「なっ!?」
「はあっ!!」
不意をつかれたベビーはベジータの攻撃に対し、防御をしたがベジータの攻撃の方がわずかに早かった。
ガードが間に合わなかったベビーは攻撃を喰らい、よろける。
「さっさとそいつの中から出て行くんだな!!」
スキを見せたベビーに、ベジータはラッシュをかける。
「・・・くっくっく、さすがはサイヤ人の王子」
「けっ、貴様に誉められても嬉しくはないがな」
「だが残念だ、実際にはダメージを受けているのはこいつの肉体だけだ・・・オレ自身は全然ダメージを受けていない・・・」
「強がりを言いやがって」
ベジータは一気に勝負をつけるために超サイヤ人に変身した。
ベビーはベジータが超サイヤ人に変身するのを待っていた。
すかさずベビーは悟天のカラダから抜け出し、液体化しベジータに襲いかかる。
「何っ!?」
今度は逆に不意をつかれてしまったベジータ。
傷口から液体化したベビーが入り込み、ベジータのカラダを支配しようとした。




「くっくっく・・・貴様のカラダもらったぞ」
ベジータの中から聴こえるベビーの声。
「・・・貴様・・・まさかツフル人・・・」
「やっと気づいたか・・・オレは貴様らサイヤ人に殺されたツフル人の恨みだ!」
なんとベビーはツフル人という宇宙人であった。
サイヤ人にツフル人・・・この戦いは野菜と果物の食品戦争だったのだ!(なんだってー!
「貴様にツフル人の恨みを教えてやろう・・・ツフル星は科学の発達した豊かで平和な星だった・・・だがそこへ現れたのが貴様らサイヤ人だ!そしてツフル人はあっというまに殺され、ツフル星はサイヤ人に乗っ取られた・・・」
「絶滅したツフル人・・・ならば何故貴様は生きている!」
ベジータは自分の中にいるベビーに向かって叫ぶ。
「確かにツフル星にいたツフル人はサイヤ人によって全滅された・・・だがツフル星の王は、滅びる寸前に自分の遺伝子を入れた寄生型生物を造りだし、宇宙へ放った・・・それがオレだ!そしてオレには他に人に寄生して操る能力・・・そして一度入った人間に卵を生み、その人間を操るという能力も持っている」
「だとすれば悟天も・・・」
「そうだ、奴にも卵を植え付けておいた・・・奴もオレの思い通りに動かす事が出来る」
するとベビーは倒れていた悟天を立ち上がらせる。
「貴様の目的はなんだ!オレたちサイヤ人を抹殺するのか・・・」
「確かに貴様らサイヤ人に復讐するのも一つだ・・・そのために貴様のカラダを乗っ取った、最強のサイヤ人である悟空とやらを殺すために・・・だがオレにはもう一つ、宇宙全部に卵を生みつけて全宇宙をツフル化する目的がある!!」
「普通だな」
「なんだとー!!」
ベビーの言葉に対し、ベジータは冷静に答える。
「そもそも、サイヤ人に復讐するならば普通、サイヤ人の王の子供であるオレに対して復讐するはずだろう・・・それをオレのカラダを乗っ取ってカカロットを殺すだと・・・貴様の頭はおかしいのか?」
「オレに寄生されたというのに強気だな・・・」
「・・・ふっ」
ベジータは笑う。
「オレは誇り高きサイヤ人の王子だぞ・・・てめえに操られてたまるか・・・!!!カラダと心は支配されても誇りだけは思い通りにならんぞ!!!」
「な、なんだとー!!!!!」
寄生して、ベジータのカラダを乗っ取ったはずのベビーだったが、思い通りに操れなかった。
「・・・と言いたいところだが、乗っ取られないと話が進まないからな、乗っ取らせてやるぜ」
するとベジータは地面に対し、横になり、寝た。
状況が全く分からなくなったベビー・・・しかしベビーは目的であるベジータのカラダを手に入れた。
このことはベビーの性格からいえば本当なら納得いかないことなのだが・・・
「ふっふっふ・・・これで悟空に勝てる・・・くっくっく・・・はっはっはー!!!!!」
ヤムチャモードに切り替わったベビーにはそういったプライドが全くなかった。




次回、やっとヤムチャたちの出番が来ます。

次回 「ヤムチャ帰る・・・地球は元からヤムチャの敵!?」


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