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第20話 「暴かれた野望!!ヘタレ生命体ヤムチャ」

「ドクターミュー様・・・リルド将軍より実験材料が送られてきました」
「そうか・・・ならば解析を始めるとしよう」
りっぱな髭を生やし、怪しいグラサンをかけたジイさん・・・それがドクターミュー。
「送られてきたのは2体か・・・」
機械の前に立ち、映し出される画像を見るドクターミュー。
ディスプレイにはトランクスとヤムチャのデータが細かく記載されていた。
「さすがはサイヤ人、素晴らしい戦闘力だ・・・これは久しぶりに素晴らしい実験が出来そうだ・・・」
トランクスのデータを見たドクターミューは笑みをこぼす。
すると一人の部下が騒ぎ出した。
「ミュー様!!ちょっと来て下さい!!」
「なんだ、そうぞうしい・・・」
部下の一人がヤムチャのデータを指を指す。
「この男・・・あまりにもヘタレなのです!!・・・実験材料として不適格かと思われます」
「どれ・・・確かに戦闘力は並以下・・・データでもヘタレと出ている・・・なっ!?」
ドクターミューはヤムチャのデータを目で追っていた・・・するとある項目に目がとまる。
「なるほど・・・そうか、そういうことか・・・くっくっく・・・もう二度とお目にかけることは無いと思っていたが・・・」
ドクターミューは笑っていた、それは部下が驚くほどであった。
「こいつは特別室で詳しく解析する!!特別室に持ってゆけ!!」
「と、特別室ですか!?」
「早くしろっ!!」
「わ、分かりました!!!」
部下は逃げ出すようにドクターミューの元を去っていった。




「うりゃああああああ―――――っ!!!!!」
悟飯の左ストレートが炸裂する。
悟飯の足元には大量のロボットの死骸が転がっていた。
「トランクスはどこだろう・・・」
辺りを見渡す悟飯、すると死骸の山にまだ動けるロボットを発見する。
「ニヤリ」
思わず悟飯の口が緩んだ。
悟飯はそのロボットの前に立った。
「ヒ、ヒィー!」
「さっき実験材料となって送られた仲間がいるんだが・・・どこに行ったか知ってる?」
悟飯は優しい口調で問い掛ける・・・
「エ・・・エート・・・」
「分かるかなぁ〜」
悟飯は右腕を振り上げた。
「ア・・・アヒウィー・・・3カイノ、オクノヘヤ・・・」
「3階か・・・ありがとう、お礼に痛みを感じさせずに一瞬で壊してあげよう・・・」
「エッ!?」
ロボットの生命反応が消えた。




特別室のドクターミュー。
その中心にはヤムチャの金属板が置かれていた。
「なるほど・・・調べれば、調べるほどこいつは面白い・・・ひっひっひ・・・」
メインコンピューターをいじりながら無気味な笑うドクターミュー。
「あ・・・あのぉ・・・ミュー様・・・」
不気味な笑いに近寄りがたかった部下の一人が恐る恐る声を出した。
「なんだ!ロックもせずに入ってくるとは・・・」
「す、すみませんでした!!・・・早く報告したかったもので・・・」
「それでどうした・・・」
「残る3人の実験材料・・・そしてドラゴンボールが送られてきました」
「そうかそうか・・・実験材料とドラゴンボール・・・これで我が野望の達成も近い・・・はっはっは―――――――っ!!!!!」
部屋一面に響き渡る笑い声、それを部屋の外の窓から覗くギル・・・
そのギルの目は澄んでいた。

次回 「DB史上ファンに好かれない悪役 ベビー登場!!」


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